縫製Sewing
生地を織っただけではまだ完成ではありません。耳巻きやヘム縫い、ネームやタグ付けといった縫製の工程を経て、見た目の美しいタオルになるのです。
1枚のサイズに切られたタオル生地を整形し、使用に耐えうる強度を持たせるためには、端を縫う作業が不可欠。特にヘムは、生地を折り込む都合上、生地の厚さや硬さ、織り方を見極めて縫い方を変える必要があります。まさに、職人技が光ります。
新製品をつくるときはまず、スタッフが作成した試作品を縫製屋さんに見せます。今までに作ったことが無い、見たことが無いものだからです。
縫製屋さんはきまって、「無理」といいます。しかし同時に「どうしたらできるか」という発想で考えてくれます。長年の経験と技術で智恵とアドバイスを授けてくれるのです。